タロットは「古代の秘密教義」が絵柄の中に閉じ込められている1冊の書物とも言えます。 その絵柄のシンボルは、世界中の人間の元型たるイメージを表現しています。この絵柄は、大アルカナは宇宙の根源・・創造主に至る過程のプロセス(セフィロト)・・の事象を「象徴画」として描かれたものです。また小アルカナは、人間の現実的な生活に根ざした日々の営みを絵柄にしています。 ですからタロットは1冊の書物に例えられます。人間のより善く生きる道や、超意識(神・無意識・宇宙的な意識)との到達を、絵柄で表わした書物とも言えます。 あなたもタロットの癒しで幸せを掴みましょう。
2009年12月20日日曜日
当たるタロットリーディングをするには?
本を片手に、無理矢理に意味付けをして、四苦八苦しながら占ったものです。
タロット占いは絵柄の描かれたカードをテーブル上に複数枚展開して、その配置の定義ごとに解釈をしながら物語のようにリーディングして占います。
最近では、タロットは誰もが気軽に手に入れることができます。
通販でも書店でも売っていますよね。アマゾンでもたくさん取り扱っています。
しかし、いざ占おうとしても、なかなか上手く当たる占いができません。
当たるタロットを目指すならば、まず「本を片手」にリーディングするのは止めましょう。
だって、意味がわからない?
タロットは「王侯」「貴族」「富裕層」の遊びのカードだったんですね。
今でいう「トランプ」です。実際にタロットの小アルカナは「トランプ」の原型になっています。
カップは「ハート」、ワンドは「クラブ」、ソードは「スペード」、ペンタクルは「ダイヤ」となりました。
タロットには元々、カードの意味が無かったわけです。
タロットに意味をつけていたったのは、後世のオカルティストやタロッティストたちです。
意味の無いタロットに無理矢理、意味付けしても当たるわけがありませんよね。
もちろん、逆位置だってありません。
タロット占いを当たるようになりたければ、「意味」からいったん離れてください。
タロットには「絵」が描かれていますよね。
仮に「美しい女性」の写真があったとしましょう。その写真をみたとき、大抵は、「美しい」「素敵」
などをイメージします。
これが元型です。
老若男女世界中の人間が持っている元型が、実はタロットには多く描かれているんです。
タロットの描かれている元型たるシンボルを読むことがタロットマスターへの近道です。
言葉の意味から離れて、よく「絵」をみることですね。
絵の中には必ず、相談内容に相応しいシンボルとそのイメージがあります。
またそのためには、それなりのテクニックも必要です。
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2009年11月5日木曜日
タロット「正義」の考察
善悪・○バツ・白黒がはっきりしています。
そのためか、右手には剣をまっすぐに衝きたてていますよね。どちらにも偏らない証です。
「正義」のカードは第11番目のカードです。バランスや裁判の女神とも呼ばれています。関連するカラーはダークブルー。パワーストーンはめのうが当てはまります。占星学では牡牛座を指し、ヘブライ文字との関係は「ケス」を意味します。
タロット「正義」のカードは「女教皇」の図柄に似ていませんか?正義の人物は、2本の柱の前に座しています。柱の間には、幕が張られています。お堅いイメージで、厳粛なる公正さ、均衡さ、バランスの表現しているようです。
剣を真っ直ぐ垂直に突き立てています。剣は思考の象徴。その判断には一寸の狂いも生じない厳正さを表しています。冷酷で機械的に判断を下す感じです。
天秤はある一定の基準を元にした均衡を意味します。日常の生活では「法律」を暗示しています。実際に裁判所に行けば、正義の女神が天秤を持った象をみることができます。すなわち裁判のカードとも言えるんです。どちらにも屈しない、どちらにも公正な判断・・・これが正義です。
タロット「正義」に描かれている人物は、正に「正義」という抽象的な概念のイメージ化したものです。このカードは、人生とは公正で理に適ったものであること、すなわち、物事には「原因」と「結果」があることを示しています。裁判でも検察と弁護士が、「動機」と「結果」を物的な証拠を示すでしょう。それと似た感じです。今のあなたは、「過去もあなたの考え方・行い」が原因なのですよ!と掲示しているんです。
公正さは要するに「正義」そのものを示します。誠実で、平等であることを求めています。天秤に示されている「法的」な均衡状態は、問題の調停や責任の所在を明らかにすることを表します。
「正義」は正当性、法に則った公正な考え・判断。それに基づいた均衡・バランスを表すカードと言えます。
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2009年7月26日日曜日
タロットコートカードは分解して読む

タロットには「大アルカナ(major arcana)」の22枚と、小アルカナ(minor arcana)」の56枚で構成されていますよね。
大アルカナは読みやすいけれど、小アルカナは苦手って人はすっごく多いんです。数が多いから、それだけ「覚えなくてはいけない」と思っているんですね。
でもそれは間違い。
タロットは元々がPlayng Cardsなんですから、意味なんてものはありゃしないんです。勝手にタロッティストの先輩たちが付けていったモノです。
さて小アルカナで躓く要因の1つは「コートカード(宮廷カードまたは人物カード)」ですね。
これは「キング」「クイーン」「ナイト」「ペイジ」の4つで構成されています。
デッキの種類によっては、「キング」が「ナイト」、「ナイト」が「プリンス」、「ペイジ」が「プリンセス」ともなっています。
数量として16種類もあるんですから、詳しく記載すると読む側も疲れるでしょう。
コートカードをどのように読むか?
ますは・・大きな方向・流れを説明しましょう。

コートカードは人物カードだから「人物」」を表している・・と思いがちです。
確かに影響のある人物を特定する場合にも、よく出てきますが、実はコートカードは相談者(または相談内容)の解決プロセスにいたる状況を示すのが多いんです。ほとんどは状況だと考えて間違いはないでしょう。
まず「カップのナイト」を例に取ります。
この「カップのナイト」という一枚のカードを、「カップ」と「ナイト」の2つに分けるんです。
「ナイト」は動きを表します。もっとも早く、行動的です。今まさに頂点に向かっているプロセスですね。
日中を指定します。ちょっと格好をつける帰来はありますが、世に出るアピールといった感じでしょう。
ある意味、男の象徴とも言えるような属性です。積極的で前進主義なんです。しかもナルシストも少し
はいっています。行動力もさることながら、目標への執着や意志に焦点が当たります。
「ナイト」のことが少しイメージできましたか?
次に「カップ(Cups)」です。
これは「聖なる杯」ですよね。「聖杯」はイエスが最後の晩餐で、「これは私の血なり」といってワインを回しのみするときに使った杯です。
後にゴルゴダの丘で処刑の際、ロンギヌスの槍で心臓を刺されて死を確認したとき、水が湧いてきたといわれ、従兄弟のヨハネが聖杯で聖なる水を受けました。
つまるところ「聖杯」には感情・魂の象徴な訳です。
また乾杯するときに「コップ」「グラス」を持ち上げて使うでしょう。「カップ」には感情の流通の要素があるんです。
「カップ」には今の「聖なる杯」の他に「水」の属性としての要素に分解されます。
「水」をイメージしてみましょう。
「水」は何でもカタチを変え、色も染まります。柔軟なんです。
さらに「水」は高いところから低いところに「流されて」いきます。
その意味では意志は弱いですよね。
そこで・・
これらの「ナイト」「水」「カップ」のキーワードを足し算・掛け算してみましょう。
たとえば・・・・
「柔軟性(水)」+「感情が豊か(カップ)」+「行動力(ナイト)」が「カップのナイト」の象徴の1つとなります。
なにかスマートで泥臭いことが嫌いな、格好の良いスムーズな流れや動きを示すようです。プライボーイとも訳しても良さそうですね。
基本的にコートカードは、スートの属性(元素属性と物質属性)と人物属性を分解して、再度足し算してみることで、細かなリーディングができます。
2009年7月2日木曜日
タロット「運命の輪」の謎

タロット大アルカナで「10」の数字が振られている第9番目のカードが「運命の輪」です。
第9番目は隠者でした。
「隠者」につては、下記のページに詳細が載っています。
タロット隠者は何を象徴としているのか
簡単に述べると、大アルカナは「愚者」の旅と考えられます。
目的に向かって今まさに旅立つ愚者は、様々な人間や組織に会って経験を積み増す。
そこで「隠者」で外の世界から内なる世界への旅立ちを始めることになるのです。
つまり「運命の輪」は人間の成長過程における「ターニングポイント」を表します。
ここからステージが変わるわけです。
もっと高次のステージになります。
「運命の輪」は非常に奇妙な絵ですよね。
中央の「輪」のようなものは、糸紡ぎ機のイメージです。実際にマルセイユ版には糸紡ぎが描かれています。
運命の糸を紡ぐからです。
四隅の動物はすべて架空(イメージとして)の動物です。
エゼキエル書という聖書外伝がありあますが、そこに書かれていますね。エノク書にも書かれています。
一般に4大獣ですが、全て雲に乗っていますから、天上界を示し神聖です。
雄牛は「地」、「鷲」は風、「ヒト」は「水」、「獅子」は「火」の属性を暗示します。
つまり小アルカナのスートです。
輪の右側には赤い動物。
これはセト(エジプトの悪魔)です。赤は欲望・本能を抑えられない怒りの赤ですね。
黄色い蛇は、人間の知恵の足りなさを・・

同時にスフィンクスは善きもの(幸運・成功・達成・・)を顕しています。
でも問題なのは、彼らは「輪」の上にいることです。
「輪」は回転していなければ意味がありません。
つまり、回転することで、下にいる赤い獣も上に上がり、上にいるスフィンクスも下に落ちることを示すんです。
万物流転です。
一般に、チャンス到来・幸運・好転する・・と読めますが、その期間が短いので急ぐ必要があります。
チャンスは一瞬に危機に変貌するかもしれません。
逆位置は流れが巡回転ではないことから、方向性の誤りやミス、または回転が止まった状態を示しています。
2009年6月12日金曜日
タロットと香りの相性
タロットは最初に手に入れた時には、「聖別」の意味で浄化が必要ですが、その場合も一番てっとり早いのは、お香による薫じょうです。セージを使う方も多いでしょう。タロットはネガティブな感情を嫌います。
人生を他人に任せきりの人には応援はしてくれません。
あくまでも、自分の人生を自分で管理できる人を導いてくれるのです。
ただ占いの場合は、それ相応の悩みがあって実施します。
そこにはネガティブな感情がつきものです。
そのため、その一時的にネガティブになった空間を香りでリフレッシュさせると良いでしょう。タロットにも良いですし、リーダー(タロッティストのこと)にも良いです。
香りは好きなもので構いません。できるだけ、自然な香りのものを使うといいと思います。浄化の場合は、「Protection」や「Frankincence」などを使うことが多いですが、あまり気にしないで香りを楽しみリラックスするのが秘訣です。
2009年5月10日日曜日
「愚者」の図像学を検証してみましょう。
タロットは古代の秘密教義をあたかも一冊の書籍のように記した絵を描いたカードです。
タロットに興味を抱く方も、この絵柄の神秘に魅了されたのも多いのではないでしょうか。
私こと「小町」も、最初の動機は「絵」のミステリアスな雰囲気でした。仏教(密教)には「曼荼羅」という絵がありますが、その神秘的な雰囲気にも似ています。何かを我々の教えてくれるかのような、その絵の隠されたメッセージに惹かれるのでしょう。
「愚者」は大アルカナの中では「0」番が振られ、最初のカードであるのが一般的です。
※一部のデッキでは、「22」番が振られています。
この「愚者」は、個人的には好きなカードなのですが、この絵柄の図像について検証してみましょう。
「ウェイト・スミス」版の「愚者」では、主人公である「愚者」は両性具有のように思えます。男でもあり、女でもあるような、まだ性が確立されていない、まさに卵の状態なのかもしれません。
一見、断崖絶壁に立ち、まさに歩まんとする愚者は、非常に危険な絵柄なのですが、その顔は天を見上げて晴れやかです。カード全体のイメージが、明るいのでなんとなく陽性なイメージがあります。
アーサー・E・ウエィトは、「経験や体験を探究する魂」という表現をしていますが、どこにでもいけるが、どこに向かうのでもない、大変に自由なカードと言えるでしょう。ユングが述べている「永遠の少年」のような雰囲気が漂います。
「愚者」のカードは、中世の悪徳の一つである「愚行」を示すようです。
キリスト教世界では、「賢明」「貞節」を重んじ、「愚かな行為」は悪魔の所業でした。ただ、「愚者」のカードは、悪徳にだけ焦点を当てているようには見えません。その「賢明さ」と「愚行」の中間に位置するような、自由度が感じられます。カード自体の、構図はあきらかに「日常を逸脱」している感じです。なぜ、愚者が崖の上にいるのか?・・崖の上からスタートするのは不自然です。普通は、我が家や村落・町から旅立つのが一般的でしょう。
その意味でも、日常からかけ離れたシチュエーションを暗示させます。なんとなく道化師のような感じもあるのは、サーカスのピエロが日常からの逸脱の恰好な例からも想像できます。「若者」「愚かな人」「狂人」「道化師」・・愚者の象徴する主人公は、これらの性格を混ぜ合わせたようなものかもしれません。
「愚者」のカードは、実際の占いでは、扱いが難しい部類に入るかも知れません。
それは、厳密さが無いからでしょう。「正義」のように、白黒がはっきりともしていませんし、「死神」のような「死」や「停止」を暗示しているわけでもありません。とても掴みどころのないカードと言えます。「希望」があるとも言えますし、「無知」「無謀」とも解釈できます。
私は「愚者」を好意的に解釈することが多いようですが、周囲に隣接するカード群の雰囲気によって解釈を変えることが望ましいでしょう。
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2009年4月21日火曜日
10枚引き「10cards Spread」その1
このようにカードの枚数が多くなると、一枚づつ読んでいては矛盾が生じたり、混乱の元になるでしょう。そのため、全体のカードを俯瞰して読むことが必要です。全体の雰囲気を掴み、リーディングの方針を立てるようにしてください。
「1」失うもの
「2」貴方の損失について知るべきこととは何か?
「3」
「4」貴方が探究し始めるのはどこか?
「5」何が、誰が貴方を助けてくれるのか?
「6」「7」貴方の探究の中で熟慮すべき事実
「8」「9」「10」結果
「Lost And Found Spread」は非常に現実的なアドバイスを得るスプレッドと言えます。
相談者が失う(犠牲になる)ものと、その体験によって得られるものを等価で読んでいくスプレッドです。何かをやろうとしている時にこのスプレッドを使うと良いでしょう。
■Moving ON Spread■
「1」「2」貴方は何から立ち去るのか?
「3」「4」貴方は何に近づくのか?
「5」「6」作用する前に熟考すること
「7」「8」動く理由
「9」「10」結果
「Moving ON Spread」は、行動する前にどんな準備が必要かを啓示してくれます。
「1」「2」の「立ち去るもの」とは、既存概念かも知れませんし、相談者の持っている執着心かも知れません。あるポジションから、新しいポジションに移動する際には、目的が明確である必要がありますが、その目指すべき目的をも確認できます。
「1」人間関係の過去の出来事・事件
「2」人間関係で過去に貴方が経験したこと
「3」貴方のパートナーが過去に人間関係で経験したこと
「4」経験から照らし合わせて貴方の人間関係の傾向
「5」経験から照らし合わせて貴方のパートナーの人間関係の傾向
「6」現在の人間関係の行方
「7」この人間関係で貴方は何を経験できるのか?
「8」貴方のパートナーはこの人間関係で何を経験できるのか?
「9」人間関係はどこに貴方を向かわせるのか?
「10」結果:この人間関係において未来に起こること
「ONgoing-Relationship Spread」は、人間関係に焦点を当てます。この対象となる人間関係は、「夫婦」「恋人」「上司・部下」「兄弟」「友人」「親子」「子弟」などの様々なバリエーションが当てはまります。また特定の個人だけでなく、組織やグループを対象としても良いでしょう。
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