「善いカード」「悪いカード」という概念について述べましょう。
実は・・
タロットに「善いカード」「悪いカード」は存在しません。
皆、平等に人生の啓示を与えています。
では「死に神」「塔」「悪魔」はどうか?
確かに「悪魔」は7つの大罪が描かれていますから「悪い」という範疇に入りそうですね。
この絵の主人公は、レオナルドという悪魔です。
黒ミサを司さどる悪魔。
魔術師・魔法使いの守護悪魔です。
悪魔の世界にも階級があって、
1番はルシファー=サタン
2番はベールゼブブ(蠅の魔王)
3番はベリアル(堕落の象徴)
・・・・と以下続くのですが、
レオナルドは下っ端のほうです。
また「悪魔」がなんでも悪いとも言い切れません。
「小悪魔」だとすれば、ギリシャ神話のパンです。
すなわちいたずら好き。
いたずらは悪いことですが、そこまで強烈ではないでしょう。
「死に神」は白百合の旗を自ら持っています。
死と生はコインの裏表ですから。
「塔」は逸脱。破壊も示しますが、
既成概念・固定概念・思い込みを捨て去らなければ、
あたらしい境地にはいけない!と諭しています。
このようにタロットには善悪はないんです。
人間が勝手に思い込んでいるだけです。
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◆タロットは意味を覚えるなかれ◆
タロットには「意味」は存在しません。中世のヨーロッパでは、「マルセイユ版」が流行しましたが、貴族・金持ちの遊びのカードだったのです。それを19世紀後半に「黄金の夜明け団」という秘密結社の幹部「アーサー・エドワード・ウェイト」が「カバラ」の思想をタロットに盛り込んだのです。絵を描いたのは「パメラ・コールマン・スミス」よって、「ウェイト・スミス版」が誕生します。
なぜ、「意味を覚えてはいけないか?」
「意味」を覚えると、カードに「意味」を当てはめる作業でしかなくなります。折角、神(潜在意識・宇宙の核)からの導き・助言・啓示を絵の各部分の象徴に盛り込んだのに、意味を当てはめるだけだったら、パソコンでもできます。すなわち「思考停止」状態が続くことになります。そのほうが「楽」でしょう。
しかし、本物では決してありません。
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